今日本ではサラリーマンとして平日は毎日歯を食いしばって働き、その対価として給料を得ている人が多いです。
ですが毎日のように残業を繰り返し汗水垂らしてようやくもらえる月に1度の給料は、なかなか増えてくれません。
もう1桁増えてくれてもいいのに…そんなことを思いながら満員電車に揺られ、疲れ果てた顔で出勤する毎日。
そのはずなのに家に帰ってテレビをつけるとそこには、毎日パーティーをして楽しんでいるセレブの姿が飛び込んできます。
うらやましいと思う反面、なぜこんなに差が開いてしまったんだろう?と疑問に思いますよね。今回はそんな疑問を解説していきたいと思います。
サラリーマンは搾取されている
では本題に入りますが、私たちサラリーマンはどのようにして収入を得ているのでしょうか?
当然ですが毎日会社に行き、働いた分を給料として得ています。
会社という組織に対して労働力という商品を提供した対価を給料として受け取っているんです。
ここがポイントになりますが、基本的にサラリーマンは労働力を商品として会社に提供しています。
たとえ年収が1000万円であっても300万円であったとしてもこの形は変わりません。
そして残念なことにこの労働力は替えが効きます。
例えば、あなたが会社を辞めて労働力を提供しなくなったとしても代わりに別の人があなたのポジションにつけば良いだけだからです。
そして多くのサラリーマンがこの労働力しか会社に提供できるものがありません。
ですので労働者である私たちサラリーマンは自分の価値を自分で決めることができません。会社が私たちの価値を決めているのです。
こうなると会社は社員に対して最低限の生活をしていくだけの給料のみを払えばいいという発想になります。
あなたの給料がなかなか上がらない理由はここにあります。
会社という組織は常に利益を上げることを目的としていますので、経費や固定費の削減は会社の目的に沿った選択です。
つまり会社が生き残るためには私たちの給料をいかに上げないか、というところもかかわってくるのです。
もちろん例外はありますが多くの場合、会社と労働者の関係はこのようになっています。
搾取されないために
ではあなたが搾取されないためにはどうすればよいのでしょうか。
先ほどサラリーマンには労働力以外の市場に持ち込めるものがないという話をしました。
つまり労働力以外の商品を市場に提供できるようになれば、搾取されることはなくなります。
自分自身の商品を持ち適正な価格で市場に持ち込むことができるようになれば、あなたは会社に縛られない生活を送ることができるようになります。
これを行っている人たちのことを経営者と呼びます。
これがテレビで見るセレブたちの正体です。
そうです!あのテレビで見るような華やかなセレブたちは、皆自分自身の商品を持っているんです!
それは医者というスキルかもしれませんし、ITの知識を活用した経営者かもしれません。
そして現在は自分自身の商品をなんのとりえもない、私たちがサラリーマンが持つことは難しい時代ではなくなりました。
一昔前まで商品を持つということは、大きな敷地を所有しそこに工場を建てることのできる一部のお金持ちだけが許されるものでした。
しかし、現在では様々なものが商品になります。
- アイドルのように自分自身の美貌を商品としている人
- 投資家と呼ばれるお金を商品として働かせている人
- 不動産を商品としている人
このように自分の労働力以外の価値を提供できるものの幅はかなり広くなりました。
さらに商品を作る際の情報も多くありますし、現在ではその働き方も様々です。
もしかするとあなたの生き方そのものが商品として価値があるのかもしれません。
小さな一歩を踏み出してみる
- サラリーマンとして働く一方で、副業にも挑戦する
- フリーランスとして独立する
- 資格やスキルを身に着け、転職する
など、現在では様々な働き方が可能になりました。
さらに近年では、「経済的自立を達成し、早期退職を目指す」というFIREと呼ばれる働き方もでてきています。
働き方の多様性が広がる現代において、サラリーマンや会社という組織に属する働き方しか知らないのはかなり大きいデメリットです。
将来自分にしか作れない商品を見つけるために今から会社や組織に縛られない働き方を知るというところから、動き始めてみるのもいいと思います。
あなたの人生の価値を他人に決められないために、様々な方法を私と一緒に学んでいきましょう!
ありがとうございました。
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