今回は節約を行っている人が考えているお金に対する考え方をご紹介します。
- 全くお金が貯まらない人
がいる一方で
- 普通の給料なのになぜかお金が貯まっていく人
という人も確実に存在します。
なぜこのように節約・貯金ができる人とできない人がいるのか気になりますよね。
そしてできれば後者になりたいと思う方が多いのではないでしょうか。
ですが、このお金が貯まる人と貯まらない人では根本的なところから考え方が異なります。
いくら節約のテクニックを学んだとしても、そもそもの「考え方」部分が身に付いていなければ結局のところ貯金が増えることはありません。
今回は節約することの重要性も含めて当記事では解説しておりますので是非最後までご覧ください。
具体的な方法やテクニックではなく、あくまでも「考え方」の部分に焦点を当ててご紹介いたしますので具体的な方法については別記事で詳しく紹介しています。
節約が出来る人の考え方
では実際にお金が貯まる人の考え方を見ていきましょう。
- 長期的な考えでお金の使い方を考えられる
- 投資などの資産形成を行っている
このあたりを意識して過ごすことができれば確実に節約をして貯金ができる人になります。
1.長期的な考えでお金の使い方を考えられる
おそらく5年先10年先の自分の貯金額を意識したことがない節約家はいません。結局のところ節約をするモチベーションは
自分の貯金額がどれくらい増えたか
ということがすべてです。意識を一つ変えることができればそれだけで自分の貯金額を右肩上がりに増やすことができます。
その気になれば年間100万円以上の貯金も全く夢じゃありません。
つまり節約とは誰でもできる最も確実なお金持ちになるための方法です。
具体例をご紹介いたします。
月曜日~金曜日まで平日の夕飯を1000円で外食をしていた人が、自炊を始めて1000円を貯金に回すことができたとします。
こうなると毎月2万円ほど貯金に回すことができるようになりました。
これを長期的な考え方で貯金がいくらできるのかを考えてみます。今回は参考までに15年先の未来を想定してみましょう。
このように15年間毎月2万円の貯金ができるようになるだけで、始めた年は24万円しかなかった貯金額が360万円にまで増加しています。
特に難しいことは何もしていないはずです。平日のちょっとした出費を意識することができたかどうかでここまでの差になるんです。
ここまではなんとなく理解していただける方も多いのではないでしょうか。
では次に少しだけ深堀をして「貯金」ではなく「投資」を行っていた場合にどのような結果になっているのかを考えてみます。
投資などの資産形成を行っている
では実際に投資を行っていた場合はどうなっていたのかを考えてみましょう。
このような結果になりました。
貯金をしているだけでも360万円にまで成長していますが、投資を行っていた場合はさらに653円にまで増加させることができている計算になります。
参考までに「米国株式S&P500連動インデックスファンド」に投資を行っていた場合過去20年間の年平均利回りがおよそ8%となっています。
さらにこの数値は実際の投資対象と過去データを基にして算出しておりますので一定の信頼はあるかと思います。
実は節約家の中にも投資を行っている人はいます。
というよりも「本当にお金がないから節約をする人」よりも「投資をするために節約を行っている人」の方がモチベーションは高いと思います。
とは言ってもやはり
投資ってなんとなく怖い…損して借金したっていう話もよく聞くし…
と思われる方もいるかもしれません。
これは「長期・分散・積立」という資産形成を行う上で投資の基本に忠実なやり方を再現しています。
実際に投資を行うにはリスクがありますが、しっかりと勉強し適切なリスクを取ることができれば貯金額を増やすうえで重要な役割を果たしてくれます。
お金が貯まる人の考え方
こうして考えてみると初めは1日1000円からスタートした節約ですが、15年後には最大で653万円の差になっていることがわかります。
この数字が大きいか小さいかは人それぞれですが、誰でも十分に達成することが可能な数字です。
そして何よりもこの数字は何一つ難しいことを行ったわけでもなく平日1000円、月2万円の節約の方法を学び実践した結果に他なりません。
- 節約が出来る→360万円
- 投資を適切なリスクで投資ができる→653万円
この生み出された差こそが情報格差の実態です。
単純に知っているかどうかによって将来の自分の貯金残高が変わってしまいます。月に2万円程度なら誰でも節約することは可能です。
長期的な考えを持ち節約をすることができればこの差は確実に埋まりますし、これよりもさらに増やすことは実際にできます。
まとめ
結局のところ、節約が出来る人の多くは長期的な考えで日々の生活を行えているかどうかです。
これに関しては難しいことは特に何もなく
10年先20年先はどうなっているんだろう
と漠然と考えることができ最良の選択を行えるかどうかです。
とは言ってもお金が貯まる最良の選択が難しいのですが、当サイトでは私もこの「お金が貯まる」最良の方法を常に発信しています。
少しでも参考になれば幸いです。ありがとうございました。
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