節約をしてお金を貯めたいと思っても実際に行動に移すのって結構大変だと思います。
節約や貯金と一言に言っても様々な方法がありますし、中には効果が薄いものやハードルが高いものもあり
結局何から始めればいいの?
という疑問を残したまま、独自の方法を試してみて結局あんまり効果がでない…という結果になってしまいます。
いざ、気合を入れて節約を頑張ってお金を貯めよう!と思っても実際に効果がある方法ってなかなかありません。
私はこのような記事を書いている手前、色々な節約の方法をインプットするよう心掛けているのですがインターネットに乗っている節約の行動って上級者向けのものが多いと思うんです。
例えば
- パンの袋をゴミ袋代わりに再利用
- 使えなくなった歯ブラシを再利用
といったような節約のコツみたいな記事が多いです。
これらは確かに始めやすくて簡単にできるのですが、節約の効果を実感するには少し物足りないですよね。
「知識」として知っておく分には全く損にはならないのですが、節約の順番としては優先度が低めです。
今回はこのような節約のコツではなく、実際に私が100万円貯めた超地味な貯金の手順と概要をご紹介いたします。
節約・貯金の具体的な手順
節約をしてお金を貯めようと思った時、まずやらなければならない行動は1つだけ。
あれ?全然お金貯まってないじゃん…
ということをなくす。これだけです。
そのための方法を解説します。
手順1:使ったお金を記録する
まずはここからスタートです。自分の収支を把握することができればどんな方法でも構いません。
- 収入はいくらあるのか
- 支出はいくらなのか
これを把握できれば特に問題ありません。
本当は支出を自分の頭ですべて把握することがベストですが、実際そんなことはお釈迦様でも不可能です。
さらに記録することが目的ではありませんのでここに時間やリソースを使うのはもったいないです。
そこで私がおすすめするのは、家計簿などの何かお金を記録できるアイテムです。
私の場合は「マネーフォワードME」という家計簿アプリにクレジットカードと口座を登録し、自動的に家計簿が作成されるアプリを使っています。
初めは手書きのノートを書いていたのですが、面倒くさくて続かなかったからです…
無料で使うことができますので、もしお金の管理をしていないという方はこの機会にインストールしてみるのもいいかもしれません。
面倒くさがり屋の私は自動で勝手にやってくれるアプリに頼りっきりですし、アプリだと記入忘れが少ないので頼りになります…
ここでの重要なポイントは
お金を見える化すること
です。
手順2:支出を把握する
収入と支出を記録することができれば、自分が1ヶ月で何にどれくらいのお金を支払っているのかを理解することが重要です。
大きな内訳としてまず、固定費と変動費の2つに分けて支出を把握します。
- 固定費→コントロールできないもの
- 変動費→コントロールできるもの
上記2つは最低限理解しておきましょう。
ここでの重要なポイントは、自分が使っているお金は固定費なのか変動費なのかを意識してみることです。
ただしあまりにも細かく分ける必要はありません。
- 家賃は毎月支払うから固定費
- 交際費、娯楽費は毎月違うから変動費
くらいのざっくりとした意識で問題ありません。というかあんまりガチガチに分けてしまうとキリがありません。適当にやるくらいでちょうどいいと思います。
それでもやっぱり最初は面倒くさいですが、節約や貯金に限らずに初めて行うことって面倒ですよね…
ここの段階ではあくまでも
自分の1ヶ月の生活費を知る
ことと、その内訳を知ることが目的です。
手順3:来月の予算を組んでみる
前月の行動や支出額を基に来月の予算を組んでみましょう。お金を記録し、支出額を把握した目的はこれです。
この予算を組む段階にきて初めて節約を意識します。前の月よりも少しだけ少ない金額を心がけて予算を見直してみましょう。この時にどこを削るのかを最優先で考えます。
今では私が本気で節約を意識するのは1ヶ月で多分この日1日だけです。
あとはこの予算通りに行動してみることが大事です。そしてどこか改善点があれば来月の予算を組むときに修正する。
また手順1に戻り、収入と支出を記録するという繰り返しです。当然残りは貯金に回します。
ただしここでも細かくやりすぎないのがポイントになります。
参考までに私の予算をご紹介いたします。月に4万円で生活していますので、
- 固定費(水道光熱費)→1万円
- 固定費(食費)→1万5千円
- 変動費(サブスク等)→1万円
- 緊急費用→5千円
※家賃は給料からの天引きとなるため含めていません
このような形になります。これくらいざっくりとした予算で構わないため続けていても苦になりません。
今でこそ4万円に落ち着いていますが最初は7万円からスタートしていますし、時には3万円という月もありました。
このように自分の生活に応じて徐々に変化させていくことが大事です。あまりにも細かく分けてしまうと柔軟性が失われてしまいますので注意が必要です。
さらに私の場合、余った分は翌月に繰り越しています。
節約の効果が出るのは2ヶ月後
ここからは、この方法を行う上で注意点や私の失敗談をご紹介します。
初月は金額がわかりにくい
こうして節約を開始した1ヶ月目は前の月のクレジットカードの支払いがあったりするのであまり節約を行っている感覚になれないかもしれません。
手順を見ていただいた方はお分かりの通り、私の節約や貯金の方法は明日すぐに成果が出るというものではありません。
ここはご理解のほどよろしくお願いいたします。
このような行動や環境にも慣れ、準備が整うのがざっくりと2か月目以降になりますので、ここからは全力で貯金してください。確実に成果につながります。
節約を行う上でのマインド
この場合長期的な節約の方法になっていますので、
- シンプルにわかりやすく
- RPGゲームを行っている感覚で楽しむ
この気持ちを忘れてはいけません。
実際に自分の貯金額が右肩上がりに増えていることは実際に嬉しいことですし、何よりも心の安定につながります。
ここを目指して私と一緒に頑張りましょう。
注意点
あくまでもストレスがたまらない範囲内で行うことが大切です。支出を抑えることに必死になりすぎると当然ストレスがたまります。
私の経験談ですが節約をやりすぎるあまり3日間くらい断食をして食費を浮かそうとした経験がありますが正直この時はやりすぎました…。
このようなストレスはかえって浪費につながりやすくなります。
ここまで極端な行動は取らないにしても、ストレスを溜めてしまうような失敗もあるかもしれませんのでくれぐれも注意してください。
まとめ
今回は私の行っている節約方法の概要をご紹介しました。
今日取り組み始めて明日には成果が出るという行動ではないですが、自分が行った分必ず貯金額という形で帰ってきます。
これほどまでにリターンの見えている投資はなかなか見つからないと思います。
事実私はこの方法を使って100万円以上の貯金に成功していますのでぜひ取り組んでみてほしいと思っています。
参考になれば幸いです。ありがとうございました。
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