私は月4万円生活を続け、半年で100万円の貯金に成功した一人暮らしのサラリーマンです。おそらく節約に関してはかなり得意な方であると言えます。
これは決して私がストイックだからではありません。むしろ面倒くさがり屋で会社内では所謂「窓際社員」です。そんな私が節約に成功している理由は、ほかの方々よりも少しだけ節約のやり方やメリットを知っているからです。
今回は節約生活を行う上で私が実感したことをご紹介いたします。あくまでも私自身が感じた体験談ですのでご注意ください。
節約を行っている人ならではの視点からご紹介いたしますので是非最後までご覧ください。
節約には段階がある
節約生活を送っていて最も感じる機会が多かったことは、支出をする際のストレスには段階があるということでした。
普通に生活をしていれば「ストレスと支出はトレードオフの関係である」というセリフを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
車を買うとお金はかかるが移動するストレスが減る
などです。ですがこれに関して意外と当てはまらないことも多いことを実感しました。かなり個人差がありますが1つずつご紹介します。
- ストレスなく削減できる支出
- 慣れればストレスがなくなる支出
- 絶対に削ることができない支出
結局はその支出に対しての満足度が一番の要因ですがこれらを意識した支出にするのとしないのとでは貯めることができる金額が大きく変わります。
ストレスなく削減できる支出
これを見つけることが節約生活を制するカギになりますが、全くストレスを感じることなく支出のみを減らせるものが一定数存在します。具体的には
格安SIMを利用すること
です。
ですが、最初の契約変更がめちゃくちゃ面倒くさいです。正直やらなくてもいいなら絶対にやらないレベルですが、契約さえしてしまえばよくわからないまま値段だけが下がります。
動き出すまでが正直かなり面倒くさいですが、最初さえ乗り切ってしまえばあとは
本当にこれで乗り換えられているんだよね?
と思ってしまうくらい簡単でしたし、もっと早く乗り換えておけばよかったと後悔するくらいでした。
私のお勧めは「J:COM MOBILE」です。下記のリンクから公式サイトへアクセスできますので格安SIMが気になっている方は一度シミュレーションしてみるのもいいかもしれません。
このストレスなく減らせる支出には明らかな正解があります。基本的に個人差というものがあまりなく「やっている」か「やっていないか」だけの差ですのでお金を貯めたいと思った方は絶対にやらなければ損です。
慣れればストレスがなくなる支出
次は慣らすことができる支出について考えてみます。最初は少しだけストレスがかかりますが、そのうち慣れて苦にならなくなる支出です。
ただしここから先は少しだけ個人差が出てきます。その人の性格やライフスタイルによって削ることのできる支出は変わってきます。それを承知で具体的な例を挙げると
- 公共機関を利用する
- 移動を車メインではなく自転車をメインで活用する
このあたりを想像してみると分かりやすいかと思います。
特に車は賛否両論あると思いますが、一人暮らしのサラリーマンで出勤に車を使っていないと想定するとおそらく高い頻度で乗るのは難しいでしょう。そうなると車に乗る機会は休日に限られます。
使用頻度を少なくすることで保険料が安くなるなどのメリットはありますが、どうしても車が必要な方以外は必要に応じてレンタカーを借り、普段の生活は自転車を使うことをおすすめします。
慣れるまでは大変と思われるかもしれませんが「お金が掛からない+運動不足の解消」になりますので試してみる価値は十分にあると思います。
絶対に削ることができない支出
そして絶対に削ることのできない支出というのも当然存在します。すべて見直し切り詰めた固定費などはこれに当たりますがそれ以外にも存在します。
個人差が大きいため具体的な話が難しいですが趣味などの「浪費」がこれにあたります。
私たちは幼いころから無駄遣いをするなと教わってきているため、節約をしようと思った時にまずは「浪費」から無くそうと考えてしまいがちです。ですがそれは順番が違います。
生きていくのにあまり必要の感じられないほか、自分の意識次第で一時的に効果があるため簡単に聞こえますが続けるとなると話は別です。長期的な目線で見たときに浪費がないと修行僧のようなツラい節約生活になるのです。
むしろ浪費をするために他の削れる部分から支出を減らし節約生活に適応していくという方法でなければ決して節約生活を充実させることはできません。
節約生活を送るうえで
節約生活には段階があるということをご紹介しました。ではなぜこれらを意識した生活をする人としない人では大きな違いが生まれます。
- しっかりと自分の基準をもって浪費は浪費と割り切ってお金を使える人
- ただ浪費を繰り返す人
同じ浪費をしていたとしてもそこには大きな違いがあるのは実感していただけると思います。前者の方がお金が貯まるのはもちろんのこと、100%浪費を楽しむという意識ができるため充実した浪費をすることができます。
こうなるとツラい節約生活ではなく、しっかりとお金の管理と自分自身のメンタルの管理ができる節約になります。
そしてこの浪費をするために節約を頑張るというのは目的を持った節約になりますので効果は十分にあると思います。
まとめ
今回は節約生活には段階があるという話をご紹介しました。
そしてこの節約には段階があることを理解していないと、本来最初に削るべきではない支出から減らしてしまう恐れがありつまらない生活になりがちです。
そのためにはストレスなく減らすことのできる支出を見つけ出し、まずはそこから変えていく必要があることを認識していただけたと思います。
長期的な節約を続けるためには順番が大きな要素となりますので、自分はどんな目的があって節約を考えているのかを理解し、それにあった行動をとるのがベストです。
参考になれば幸いです。ありがとうございました。
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