実際にこれから節約・貯金を始めてみよう!と思ったときに抱くイメージってどんなものがあるでしょうか。
おそらく多くの方がこのようなイメージを少なからず持たれると思います。
- 日々の生活費を切り詰めて、毎日レシートを見直してはどこを削減できるのかを考える。
- さらに安いものを求めて遠くのスーパーまで買い物に出かける。
このような節約を行っている人がいるのは事実ですが、基本はこのように時間や体力を削るような行為ではありません。
もし、
節約を頑張ろう!
と思って、上記のような行動をとってしまってはおそらく長続きしないでしょう。
理由はシンプルに面倒くさいからです。
ではどのような方法で節約・貯金を行うのがいいのでしょうか。今回は本当の節約・貯金になるのはどんな行動なのかを解説していきます。
節約ができる仕組みを作れたかどうか
結論はこれです。一番最初に節約をするための仕組みを作ることができたかどうかで今後の節約ができるのかどうかが決まります。
仕組みとは
ではそもそも節約ができる仕組みってなんでしょうか?
様々な方法がありますが私の場合
自動的にお金が貯まる方法
のことを指しています。
調子に乗ってカッコよくこんなことを言っていますが、要するに「あんまり時間をかけずに貯金できる方法を考えよう!」ってことです。
具体例を挙げたほうがわかりやすいと思いますので、具体的にご紹介します。
給料からの天引き
まずは、給料からの天引きを行うという方法が最もお金が貯まる方法です。
- 口座を貯金用の口座と、普段使い用の口座の2種類を用意する。
- 貯金用の口座には給料から毎月自動的に振り込まれるように設定する。
このシンプルな方法を使うだけでおそらくはお金を貯めることができると思います。
生活費から引いて残った分を貯金するという方法ではなかなか貯めるのは難しいです。
さらに、今月はいくら貯金するのか、実際に貯金するのかという判断を自分がしなければなりません。
毎回毎回自分で判断しなければいけないのってかなりストレスですよね。
ですが、給料からの天引きにした場合は貯めるかどうかの判断を自分でしなくていいのでストレスをためることなくお金が貯まります。
デメリットは、始めるのが面倒くさいということくらいでしょうか。
私もかなり始めるのに手こずりましたがいざ始めてしまえば、あとは自動的に振り込まれるだけなのでかなり楽です。
クレジットカードを使う
節約家の中で常に意見の分かれるところがこのクレジットカードを使うかどうかです。
私は絶対にクレジットカードを使うべきだと思っています。その理由は
1%前後のポイントなどの還元率があるからです。
1%程度かよ…と思った方は一度考えてみてください。
もし年間の生活費が200万円かかったとします。そのすべてとは言わないまでも半分をクレジットカードで支払った場合、100万円をクレジットカードで支払ったことになります。
この100万円から1%還元されたとすると、1万円得したことになります。
たった1万円程度か…
という声が聞こえてきそうですが、何もせずにただ現金ではなくクレジットカードを使うと決めるだけで1万円が貰えるんですよ!
私はかなりお得だと思っています。
ちなみに、反対派の意見としては
- お金を使っている感覚にならないから使いすぎてしまう
- 管理が面倒くさい
このあたりだと思いますが私の個人的な意見としては、そもそも使い過ぎに関しては「使う前に何を買うのか決めてから買えばいいだけ」なので対策は物凄くシンプルではないでしょうか。
管理に関しても、クレジットカードを使った場合自動的に入出金が記録されるので、こちらのほうが現金よりも管理しやすいです。
さらに口座を2つに分けていれば片方の口座は貯金できているので使いすぎてしまう問題も解決できますので、クレジットカードを使うのはおすすめです。
余計なものを買わない環境を作る
私的にはこれが実際に最も大事です。具体的には必要なものとそうでないものを判断できる部屋にすることです。
散らかっている部屋に住んでいると、使いたい時に使いたい物が見つからないという現象が起こります。
たしかこの辺にあったはずなんだけど…
なんて言いながら探し回った結果見つからずに新しいものを買う。こうして物が増えるというサイクルに陥り、必要なものがわかりにくくなります。
このような経験は誰もが一度は経験したことがありますよね。
この時間とお金の浪費は防ぐことができたはずです。
探し回っている感覚が楽しくてしょうがない!という人以外はまずは部屋を最適化するところも考えてみてください。
失敗する人の特徴
それでは逆に、節約や貯金がうまくできない人の特徴はどのような特徴があるのでしょうか。
チラシを入念にチェックして買い物
これを行っているうちはなかなかお金は貯まりません。なぜなら積み重ねにならないからです。
例えば、チラシを読み込んでセールになっている豚肉を見つけたとしてもその1回限りです。
この情報は明日になれば忘れられて新たなセール品を探すという行為になりますし、時間のわりにその成果は微々たるものでしかありません。
時間単価という面で見てもあまりお勧めできる方法ではありません。
1円単位で家計簿を記録する
これは私の実体験なのですが、節約を始めた初期のころ気合を入れてレシートを入念にチェックをしたうえで記録していました。
結果は今はもうやっていません…
理由は時間と手間のわりに成果が少なかったからです。
例えば、細かく1円単位での入力は小銭を数える手間や間違えていないかというストレスが増えます。
小銭くらいは適当に管理していいということではないですが、ある程度はざっくりとした記録のほうが時間的な節約になります。
さらに、ざっくりとした記録でも読み返した時、何にどのくらい使ったのかというのは大体わかりますのでそこまで神経質になる必要はあまり感じられませんでした。
節度を持ち70点を目指す家計簿くらいのほうが効率的で長続きします。
最も重要なこと
節約や貯金ができるかどうかの最大のポイントは
「時間」と「手間」をどれくらい少なくすることができたか
です。
時間や手間がかかる行動はストレスにつながります。節約や貯金は続けてこそ効果の発揮されることですので、いかに継続できるかというところが最も重要です。
かつての私はここの重要性を理解しておらず、とにかく生活費を下げることのみに重点を置いていました。
その結果ストレスがたまり、お金を貯めるはずが逆にお金を使ってしまったという後悔があります。
これはこの時間と手間を軽んじた結果に他なりません。お金を自分自身から死守するという意味でもこれは理解しておく必要がありますね。
まとめ
今回は、節約・貯金ができる人の特徴についてご紹介しました。
結論は
お金が貯まる仕組みを作ることができたかどうか
の違いです。
ではなぜこの仕組みを作ることが重要なのでしょうか。
それは仕組みがないと「時間」と「手間」が掛かるからです。
時間と手間がかかるとストレスがたまったり、浪費につながりやすくなりますので節約・貯金をしていく上ではデメリットでしかありません。
ですのでお金が貯まる仕組みを見つけて節約・貯金に取り組んでみてください。
少しでもご参考になれば幸いです。ありがとうございました。
コメント
[…] 節約・貯金が続く人と続かない人のたった一つの違い実際にこれから節約・貯金を始めてみよう!と思ったときに抱くイメージってどんなものがあるでしょうか。おそらく多くの方がこ […]
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